現時点(2021年7月末)バーレーンでは、入国後10日間の自主隔離期間が設けられていて。指定ホテルでの滞在、もしくは自宅も選択可能。うーさまの時は、羨ましいことに指定ホテルが『ガルフホテル』(日本でいうところの帝国ホテル級)だったのですが、今は格段にランクが下降気味での変更になっていたため、自宅滞在を選択。ガルフホテル泊まってみたかった…
ガルフホテルwebsite:https://www.gulfhotelbahrain.com
とはいえ、送ってもらったガルフホテルの隔離者ご飯写真をみたら、エミレーツ航空の単品機内食が竜宮城の食事に思えるような内容だった。
COVID-19管理アプリからアラートが来た!
空港からドナドナの如く自宅へ直行で(アプリに管理されてますからね!)、そのまま10日間の自主隔離。自宅から一歩も出られないなんて!なんて全く思ってない。はい、私、ちょっと前までサウジに住んでいたので全然平気。サウジでは基本的に(女性が)一人で外に出ることがなかったので、一人遊びスキル高いです。というか、友達作って遊びに行けって話だったんだろうけれど、友達作るってハードル高くない?無理だわーって社交性皆無な日々を過ごしてましたので。
友達100人ってどうやって作るんだろう。100人の友達とおにぎり食べることも、駆け回ることも、みんなで笑うこともなく、仙人にようにひたすら家で霞食べて暮らしてました。全然悟りは開かず、煩悩まみれでしたが。
さて。隔離中ですが、部屋で生活をしているもののバーレーン用のスマホは全然鳴らないし、それなのに電池減るの勿体ないなぁ。もう電源切っっちゃえーって電源切って、充電して再度電源入れたら。
なんと!COVID-19管理アプリ『BeAware』から警告が来た!!
「今どこにいるんじゃ!お前の顔と背景風景が分かる写真を自撮りして送れ!!」と(すぐさま自撮り用の画面に変わるのです。よくよくすごい)。
はい〜すみません、自宅です、ご安心ください、を伝える背景は何だ?と周囲を見回し、思いついたのが給水機(ウォーターサーバーっていうんですか?)を背景に。今思うとキッチンとかでも良かったのかも。
なんと、鳴らないスマホながらも電源が切れない隔離期間。もう隔離期間終わったけれど、まだ電源切れない私、ビビりまくりです。
隔離期間最終日PCR検査を受けに競馬場へ行く
ビビりまくり経過観察期間を経て、晴れて10日目。ついに入国後ラストPCR検査。
またもドナドナ状態で連れられてのドライブスルーPCR検査。車から一度も降りることなくPCR検査終了。中東ってとにかく車から降りたくないのか、ATMすらドライブスルーあります。そもそもサウジとバーレーンの国境ではドライブスルー入管&税関ですし。
ドライブスルーPCR検査場入り口
ドライブスルー検査待ち中。
そして今回も鼻検査でした。やっぱり痛い。
検査場は競馬場だったのですが、会場が駐車場だったため、特に競馬場感(馬がいるとか)がなく、つまらぬ。
競馬場での検査を終えて出口へ向かう風景。これ競馬場なの、ほんとに?
ワクチンは4種類から選べます
PCR検査から半日も経たないタイミングで、アプリに「陰性」証明が届く。次なるミッション『ワクチン接種』の予約を早速する私。以前はこのワクチン接種の前に健康診断があったらしいんだけれど、今はない。健康かどうかよりもまずワクチン受けろってことか。
実際、ワクチン2回接種して抗体確認期間を経ないとショッピングセンターにもレストランにも動物園にも入れない!出かけられるのは一部のスーパーのみ。隔離期間が終わったと思ったら、今度は物欲禁欲期間ですよ。
そんな接種ワクチンは、バーレーン公認の4種類ワクチンから2つ選ぶと、国からどのワクチンを接種するか指定される方式。ワクチン接種が開始されてからバーレーンでは「シノファーム(中)」「ファイザー(米)」「アストラゼネカ(英)」「スプートニク(露)」の4種類。
日本ではちょっと馴染みのないワクチンにちょっと好奇心がそそられるけれど。私、インフルエンザワクチン注射でもそこそこの副反応あるので、やめておく。
60日待ちのアストラと1日待ちのファイザーを選択しておけば、たぶんファイザーになるだろう予測(これでアストラを指定されたら驚くしかない)。
予約した2時間後くらいに「明日の朝8時にファイザーで接種してね。病院はここね」とアプリから指定メールが届く。恐ろしいほど迅速。
病院は朝の7:00から通常営業しているらしい
指定病院へ朝7:30に到着したけれど、余裕で対応される。アラブでは朝が早くて、昼に一回波が引くようにおやすみをして、夕方になるとまた活動開始するのが一般的。昼間は暑すぎて活動に向かない国なんだと思う。おかげで、こんなに太陽が燦々に照り輝いているにも関わらずお日様に当たらない生活をしている人が多いので、ビタミンD不足の人が多いそう。
病院の入り口で猫が寝てた。
『約束のネバーランド』に出てくるイザベラさんくらいの大きいおねーさん看護師とママみたいな女医さんに、ここでも質問攻撃をされながらのワクチン接種。
「なんでまあ、日本で接種してこなかったの!?前にコロナに罹ったことでもあったの?」「あなた、細っこいけれど、これで大丈夫なの?ちゃんと食べてる?」
「左腕出して。はい、ファイザーよ。確認してね」
「はい、終わり。次は3週間後に来てね」とお注射手帳もらって帰ってきました。
第1回目ファイザーワクチン接種の副反応は、37.3度前後の微熱と腕が重くてだるい感じ、四肢のピリピリ感。そして、もともと疲れたりすると出てくる湿疹がここでめきめきと主張してきた。全体的に身体がとてもかゆい。