バーレーンに着いて1か月が経ちました。が、全然お出かけしてません。入国後10日間の隔離期間（PCR検査付き）＋ワクチン接種2回（私はファイザーなので1回目からの間隔込みで3週間）＋その後2週間の抗体確認期間が終わるまで、スーパーと病院くらいしか入れないから。しかもスーパーも入れるスーパーと入れないスーパーがあり、大きめのところはワクチン接種証明の提出を求められるので、小さいスーパーくらいしか行けてない。おかげでパーレーンで何が買えるかまだ把握出来てない。果たしてサウジで買えるものが全部買えるのか、またはサウジで買えないものが買えるのか、市場調査がしたーい！美味しいもの食べたい…そして、スーパーも入りたいけれど、インテリアショップにいきたーい！！
家具付きとか家具なしとかあるわけです
前にサウジアラビアで住んでいた時は、家具付きアパートメント。
ダイニングの椅子のベルベット生地が赤いわあ、バーカウンターみたいなのあるけれどサウジってお酒飲まないよねってことで、ここで何しようか、とか最初驚きながらも気が付いたら赤いベルベットもバーカウンターにも馴染んで暮らしましたが、今回のバーレーンの物件は家具なし物件。となると、現地で買うか日本で使用している家具を持っていくかの2択です。問題は日本でも大して家具を持っていないこと！
日本での所有家具は、小さめのダイニングテーブルと椅子2脚、棚1台、お布団マットレス、座椅子1脚、絨毯3枚。以上です。
椅子以外は全部船便に託し、バーレーンへやってきました。ということで必要なものはバーレーンで買うしかない。それなのに、入国後2か月弱のお出かけ不可状態。家具買えない…うーさまの会社の方が「それはあまりにも不憫」とどこからか入手したソファ（帰国する方からもらったらしい）を入居前のアパートに入れておいてくれた。優しい。
これは、サウジで住んでいたアパートの部屋。
赤いのよ。そして、見事に暗い。直射日光があまり入らないように、窓が少ないのはサウジの古いアパートによくあるスタイルみたい。昼から電気が必要な、なんか勿体無い部屋でした。
わたしの知る限りでは、海外のアパートって「家具付き」「家具なし」に分類されていて、家具付きアパートの場合は、基本的な家具と電化製品、そして食器なんかも付いている（から、大家さんのセンスが全て！みたいな部分が強い。あと食器なんかは割ったりすると退去の時に見事に敷金から引かれるので、好みじゃない場合は、使わずにしまっておくのが賢明）。家具なしアパートでも最低限の電化製品だけは付いているのが一般的なので、布団さえあれば借りた日から暮らせる。バーレーンのアパートはまさにこのタイプで、冷蔵庫や洗濯機は付いていた。
さて。いまどうやって暮らしているかというと基本的にダンボール。しかし、予想よりも早く船便が到着したので、とりあえずのダイニングテーブルを確保！それ以外はダンボール。コーヒーテーブル、靴箱、ちょっとした棚、椅子、全てダンボール。コロナ禍なので人をお招きすることもほぼないだろうし、もうこのままでいいかなと思い始めてる。
思い始めているけれど、わたしはインテリアが大好きなので、ダンボールで暮らすのはとっても心から不本意。うーさまはたぶん、家具とか食器とか全然どうでもいいと思っている。インテリアってなに？食べられないやつだよね、くらいの認識しかない。おかげで全プロデュースを委託されているので有り難い。しかし、プロデュースしたいが、ショップへ出掛けられないのでwebを見ながらひたすら妄想。
わたし、基本的にはヨーロッパ風にアジア風味混ぜ込んだ異国リミックスが好き（要するに暗めインテリア）なのですが、毎日燦々と照り輝く太陽の下で暮らす中東に1か月ダンボールで生活をしていたら、今回は気分転換で明るく生きてみようかと。
なぜならwebで見ている限りではあるけれど欲しいタイプの家具がない。そして、部屋全体の雰囲気がヨーロッパ風家具に似合わない。地中海風はちょっとリゾート感ありすぎてちょっとどうなのとぐるぐる考えていたところに舞い降りてきた「もう中東の人が好きなインテリアで攻めてみるのもいいんじゃない？」。遊牧時代を彷彿される中東風インテリアにするわけじゃなくて、中東の人が好きなインテリアっていう意味。
U.A.Eのハムダン王子インスタをご覧くださいませ
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金色に輝いている室内。
イケメンで有名なU.A.Eのハムダン王子。私がサウジにいた2018年頃には、日本好き（らしい）でイケメンすぎる独身の王子がいると話題になったのですが、なんと！2019年に結婚されてました。双子の子供も産まれたのね〜。そんな王子の家も金色です！
ということで、中東の人が好きなインテリアって何か？
↑こんな感じ（前にショッピングモールで撮ったやつ）。キラキラ通り越してギラギラ。金だの大理石だの鏡が全面に出ているベルサイユか？って感じ。ちなみにギラギラにも分類があり、クラシックコンテンポラリーのどちらか両極。ベルサイユ宮殿かザハ建築のどちらかと思っていただければ間違いないかと。
サウジに住んでいる頃に現地発のインテリア屋さんに入って、「ラブリーかつギラギラ」「ギラギラかつ攻めてる」に感嘆し、その後でMUJI（無印良品）を見てはシンプルの極みを痛感してました（興味深くMUJIで物色しているサウジ人をさらに興味深く見ていた私）。そもそも家が広いこの国で、日本の「間」に合わせた無印のアイテムって人気あるんだろうかと、なかなか疑問。中東では、日本製品が全てが小さく見えるんですよ、本当に。
そして、せっかくなので、ザハ建築側のインテリアに挑戦してみたいと何やら思い始めているこの頃です。
