地球でピクニック

中東のバーレーン(バハレーン)在住。アラビア語は話せません。

気が付いたらまた中東へ来ていた話

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サウジ生活をブログにぶちまけようと思っていたのに、パスワードを完全に忘れていた2年間。この2年の間に日本に帰任してたと思ったら、また中東に戻ってました(パスワードは家から探して持って戻ってきたさ)。

今回はサウジアラビアと橋で繋がっているバーレーンです!

サウジにいる時に散々遊びに来ていた国(サウジと異なり、アルコールが飲める場所があるので、東京都民が中華食べに横浜中華街行く感覚で、サウジからみんなが集まる)なので、海外引越といえど、「あ〜はいはい、バーレーンね」的な感じです。未知の場所へ行くドキドキ感はなく、パスポートとお財布、スマホ、PCR検査結果を手に、国内旅行感覚でやってきてしまいました。この緊張感のなさのおかげで忘れ物が多いんですが、取りに行くのに時間がかかるわ。

いまって、航空便予約はオンライン決済だし、航空券はQRコードだし、外貨を現金で持たなくてもクレジッドカード使えるし(当座、必要な分の外貨は、大体、空港の到着ロビーで両替してる)、海外へ行く前にあれこれ準備しなきゃ、ってことが殆どないので、ほんと、国内旅行と違うのはパスポート持つかどうかくらい。

 

ということで、かつて海外へ旅するためにどれだけの労力と好奇心が必要だったかを思い出したい方は『深夜特急(沢木耕太郎 著)』を読んでみてください。私は中学だったか高校生の頃に読んだはずなのですが、海外旅行というのはこんなに未知との遭遇なのかと、衝撃半端なかったのですが、今の中高生からすると異世界過ぎて、逆に想像出来ない世界観だと思う。

 

さて。バーレーンがどんな国かお伝えする前に、まずは、日本出国→バーレーン入国までを(私ががっつり忘れそうなので)。

 

日本出国前に課されたミッション

2020年春先から続く「新型コロナウイルス」のため、世界各国の受入体制が日々変わっていて、昨日までは大丈夫だったことが今日から不可になることもしばし。

バーレーンも少し前までは、出国72時間前までのPCR検査で陰性であればOKだったのですが、72時間では何か不安なのか?短縮方向に見直しがあり、「出国48時間前までのPCR検査陰性をQRコード付きの英文証明書にて発行」が必須。

この「QRコード付きの英文証明書」ってのが発行できる医療機関が少ない!東京都内だと今のところ5機関くらいとか。しかも、義務のQRコード付き証明書なのに、この旅程中では1回もQRコードの出番なかったし…なんでQRが必要なんだろう。

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私の搭乗予定のエミレーツ航空は22:30出航。ということは、2日前の昼に検査をすると搭乗時には48時間超えてしまうので、出発前日にしか検査が出来ない!

検査なんかしているよりも他にやることがたくさんあるじゃないか、と思い焦りましたが、実際のところ、特に何することもなく、立ち寄った本屋で色々購入しちゃって、荷物の重量増やして不安になってました。出発前日なんて、そんなもんです(コロナ禍じゃなければ友達と遊んでいたでしょう(遠い目))。

 

オリンピック期間中の空港事情

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空港がね、全く全然どこも開いてないから早く行くだけ無駄、と聞いていたので、出発ギリギリに合わせて空港に到着しました。

本当に!驚くほど!誰もいないし!!

 

掃除ロボットが人のいない空港を淡々と掃除している。シュール。

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エミレーツ航空には人がたくさん。

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ハンガリーとイタリアのオリンピック選手団の帰国と一緒だったようす。

 

「オリンピック期間中だったら、免税店とかラウンジとか空いてます?」エミレーツの係員に確認したら、「すみません。2020年の春以降、ずっとお休みをしております」と。

オリンピック選手の皆さん、日本の空港で最後に買いたいものがあったでしょうに…私も欲しいものがあったので、残念でなりません。お気持ち察します。

 

ところで、私の荷物ですが、家を出る時に量った時点で、規定容量を5キロオーバー。5キロなら、なんとか許容してもらえるだろうかと思ってましたが、チェックイン時点でまさかの10キロオーバー。特に何も言われずチェックインだったので、もしやの大サービス?と思っていたところ、チェックイン後、係員が速やかにエクセスお支払いコーナーへ私を案内してくれました。はい、その場で28,000円をお支払い。そんなに甘くないです、エミレーツ。

 

コロナ対策万全中

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エミレーツ航空YouTubeより引用

機内では、コロナ対策のためか、クルーが担当制。

「Hi! 私はサラよ。あなたの担当なのでよろしくね」と。機内食は何にするかと尋ねられ、急ぎメニューを見たら、見事なまでの単品のみ。

単品?え?単品!?心がざわつく一瞬。

「すし(ガリとワサビ、醤油が付きます)」「お好み焼き(お好みソースとキューピーマヨネーズが付きます)」「牛肉ショートリブ蒸し煮」「フルーツ盛り合わせ」からお選びくださいと。

お好み焼きに付くマヨネーズに、わざわざ「キューピー」と書いてあるところに、なんかこだわりを感じますが、今、気になるのはそこじゃない。

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マヨネーズ愛よりも「すし」が打ち勝った私。

この状況下でナマモノな訳はなく。スモークサーモンとか蒸しホタテとかね。幕間の折詰弁当みたいな安全なごはん。

よく考えると、私、機内食を全部食べ切ったことないんで、単品でも構わないんだよね。大体、ひたすら飲んで寝てるし。

 

ということで、ドバイ空港でトランジット f:id:alif_laila_wa_laila:20210811194729j:plain

ドバイ空港に降りたら、免税店もレストランも普通に営業してた!何だったの日本の空港!!

到着は朝の3時、ここからの4時間待ちなので、旅の醍醐味、朝のシャンパン(要するに出発空港の税関を越えた瞬間から最終地降りるまでは、ほぼ飲んでいる)。

とはいえ、朝からシャンパンはそこそこキツいので、オレンジジュースで割ってもらいます。欧米の方々は、朝から普通にシャンパンと朝ごはん食べてましたけれど。

 

空港で見かけたドバイ万博2020のラッピング機体。2021年ですが、こちらも東京オリンピック2020同様「Dubai Expo 2020」として開催される予定。f:id:alif_laila_wa_laila:20210811194808j:plain

ドバイからバーレーンの飛行機の機内食がもっとも豪華だった気がする件

今回のフライトで、1番良かったんじゃないかな。。

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それにしても久しぶりに文章を書いたので、文体が定まらず…そのうちいつもどおりに戻ると思うのでしばらく読みづらいかもですが、よろしくです。