地球でピクニック

中東のバーレーン(バハレーン)在住。アラビア語は話せません。

不動産雑誌をお土産にもらったので、中東で家を買う夢を見る

アブダビ出張のお土産に「不動産」雑誌をもらいました。

そういえば、サウジでは、日本やヨーロッパのように店先に物件写真を掲示して「いろいろな物件」を扱う不動産屋さんって見かけないんですが、どうなっているんでしょうかね。今度調べてみます。

ちなみに現地販売(賃貸)物件はわかりやすく、建物に直接 電話番号とデベロッパーの名前が掲示されてます(これは日本も一緒か?)。あとは、ショッピングモールや空港なんかでも、デペロッパーがブースを用意し、マンションや家を宣伝しているので驚く。買う人がいるからこういう商売方法なんだと思いますが、家ってショッピングモールに来たついでに気になっちゃったわーと買えちゃうレベルなのか?

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現地販売。電話番号がどどんと!

 

不動産雑誌を食い入るように読んでいたら、だんだん欲しくなってきた

ページをめくると中東ではどこも海が見える物件が一押しらしい。読んでいたら面白い物件が多数なので、抜粋。

1.ドバイの有名なパームジュメイラ(人工島)の物件。ドバイの海岸線が一望できるデザイナーズ・ヴィラ。ルーブル・アブダビをちょっと意識したように感じる壁面。7寝室。プライベートジムとサウナ付き。しかもデザイナーズ家具付きと、デザイナーズを主張する約24億円物件。

ここで、おののくが(計算間違ったのかと思って、もう一度電卓を叩く)、なんと面積1200平米だそうで。ですが!海沿いの物件は本当に希少になっていて、価値が高いそうなので、それならいいのかもと納得(?)。写真を見る限り、海に面した部屋はほぼ全面ガラス張りで、眺望は最高。冷房代がすごそうだけれど、そんなのが気になる人は買わないだろう物件なので、よし。

 

壁面ってこんなイメージだったなあとルーブル・アブダビの写真を探し出してみたら、なんか違った。この光の陰影をそのまま壁の凸凹にした感じの壁面。

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なぜか私の影が完全に入り込んで幽霊みたい。いや、現代美術です。

 

2.サウジはジェッダから。ジェッダといえば、メッカへ近い町。そして、紅海に面した町の(残念ながら)海には面していない代わりにプライベートプール付き。記事を参照するところ、「シンプルかつエレガントな家具付き」の物件です。5寝室に3リビング。

3リビングって何ですか?朝ごはんと昼ごはんと夜ごはんを別々のリビングで楽しむという理解でよろしいでしょうか?300平米。6000万円。

 

3.カタールはドーハにある某ウォーターフロントのアパート。朝日を臨むバルコニー付き。家具は日本人も好みそうなシンプル。海岸線は全面窓(やはりこれですね)。2寝室。共有のジムとプール有り。160平米で7800万円!

これ、場所や内容見ていると現実的にいいね。日本からの直行便あるし、投資物件に…と狸は皮算用に時間を費やしました。しかし、カタールは中東諸国からは直行便が飛んでないんだよね〜。

 

そして、今話題のレバノン(話題の物件はベイルートの海にほど近い物件のようです)にある物件は、ベイルートから車で1時間ほど北へ。海を見渡す丘の上のヴィラ。海も山も見渡せるパノラマビュー!の3寝室で約6000万円。

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地名をグーグル先生に聞いて地図から検索してみたら、近くにワイナリーがありました。最高です。

 

雑誌のおかげで中東で家を買う夢が広がりましたが、まずは油田でも掘り当てないと始まらない。