地球でピクニック

中東のバーレーン(バハレーン)在住。アラビア語は話せません。

楽しみがギリギリにしか決まらないことに関する戸惑い

サウジ通信の第一弾としては、「メッカに行ってきました( ´ ▽ ` )ノ」的なご報告がみなさまの期待に応えるものと承知しておりますが、残念ながら異教徒の私は近づくことが許されません。

そう、メッカにはムスリム(イスラム教徒)以外は入れないという事実!

この国に来るまで全く知りませんでした。

しかし、そんなメッカをこの目で見て見たいという欲望は、とりあえずテレビで叶います。メッカを中継しているチャンネルがあり、しかも年中無休でライブ放送。年末年始にNHKで放送される「ゆく年くる年」みたいな静寂と(良い意味での)淡々としたカメラワークの映像をライブで見せてくれます。

この番組が見たい方は、ぜひ中東へお越しください。

 

カレンダーに印をつけてクリスマスを待つわくわくの夜のように過ごせない

さて、そんなサウジアラビアの祝日は年に3つ。建国記念日とラマダン明け、犠牲祭。建国記念日を除くと2つの祝日は宗教行事です。さすがメッカの本場(?)の国は違う。そして、そんなサウジアラビアの宗教からみの祝日は、確定するのが直前であるという事実。

祝日が決まったら、こんな感じでニュース報道されるくらい。

8月11日に「17日から9日間の祝日です」と報道されて対応出来るって…慣れですかね。

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宗教に関する日が祝日になるため、どうしても「月(moon)」を目視しないと確定できないというのが理由らしいと聞きました。妄想ガール(ガール?)な私としては、「ロマンティックな国」と肯定的に捉えてますが、この犠牲祭の祝日に旅行へ行こうと思っていたのに、いつまでも祝日が決まらず、したがって、うーさまの職場の休みが確定せず、航空券の日付を確定できない!という悲しみ3割、苛立ち7割。妄想ガールはどこへやら。

 (ま、企業によっては、公的な祝日が確定する前に、おおよその目安で休日を各々で決めちゃうらしいけれど)